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2023.09.01UP
トレメイン・エモリーがSupremeクリエイティブディレクターを退任
8月22日、トレメイン・エモリーがクリエイティブ・ディレクターとしてシュプリームを退社し、就任からわずか2年での出来事に様々な憶測を呼んでいましたが、Business of Fashionの最新レポートにより真実が浮かび上がってきました。Business of Fashionによると、エモリー氏の辞任届にはSupreme社での「組織的な人種差別」があると主張されており、アーティストのアーサー・ジャファとのコラボレーションが中止になったことについて、コミュニケーション不足と透明性の欠如を主張していると報じています。
この報道を受けてエモリー氏は、Supreme上層部とのテキストメッセージのやり取りをインスタグラムに投稿。そこではエモリー氏の辞任に関する共同声明について話し合われてますが、声明から体系的な人種差別が省略されていたため、エモリー氏は「支持されていないと感じた」とのこと。
Supremeも独自の声明を発表し、エモリー氏の意見に反対。アーサー・ジャファ・プロジェクトの不適切な取り扱いを否定し、エモリーの描写に疑問を呈しています。エモリー氏の辞任は、Supreme社内の課題を浮き彫りにするだけでなく、企業環境における明確なコミュニケーションと多様性に対処することの重要性を強調する結果となっています。