NBA

2024.04.29UP

NBA2023-24 プレーオフ 1回戦 第4試合
ウルブズ、スイープで20年ぶりのカンファレンス・セミファイナル出場を決める

Wells Fargo Centerで行われたイースタン・カンファレンス・プレーオフ1回戦・第4試合、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ対ニューヨーク・ニックスの一戦は、ジェイレン・ブランソンがプレーオフキャリアハイとなる47得点10アシストを記録し、ニックスが97-92で勝利。3勝1敗としてイースタン・カンファレンス・セミファイナル進出に王手をかけた。ブランソンの47得点は、1984年にバーナード・キングが記録した46得点を上回り、プレーオフにおける球団記録を更新。一方、第3試合で50得点を記録したジョエル・エンビードは、左膝の後遺症に加えて顔面麻痺の一種であるベル麻痺と診断されており、満身創痍のなか27得点10リバウンド6アシストを記録している。



American Airlines Centerで行われたウェスタン・カンファレンス・プレーオフ1回戦・第4試合、ダラス・マーベリックス対ロサンゼルス・クリッパーズの一戦は、ポール・ジョージとジェームズ・ハーデンがそれぞれ33得点を記録し、クリッパーズが116-111で勝利。マブスとの対戦成績を2勝2敗のイーブンに戻した。マブスは敗れはしたものの、カイリー・アービングが40得点7リバウンド、右膝痛に悩まされ出場が危ぶまれたルカ・ドンチッチも29得点10リバウンド10アシストで、キャリア4度目のプレイオフにおけるトリプルダブルを達成している。



Gainbridge Fieldhouseで行われたイースタン・カンファレンス・プレーオフ1回戦・第4試合、インディアナ・ペイサーズ対ミルウォーキー・バックスの一戦は、マイルズ・ターナーが29得点、タイリース・ハリバートンが24得点を記録し、ペイサーズが126-113で勝利。3勝1敗で2014年以来10年ぶりのイースタン・カンファレンス・セミファイナル進出まで、あと1勝に迫った。ペイサーズは、チーム全体で22本の3ポイントシュートを記録しており、これはプレーオフにおける球団記録となっている。一方バックスは、左ふくらはぎの負傷でヤニス・アデトクンボが、アキレス腱の負傷でデイミアン・リラードが欠場。ブルック・ロペスが27得点9リバウンド、クリス・ミドルトンが25得点10リバウンド5アシストと奮闘するも、オールスター選手2人の不在の影響は大きく、勢いに乗るペーサーズに押し切られた。



Footprint Centerで行われたウェスタン・カンファレンス・プレーオフ1回戦・第4試合、フェニックス・サンズ対ミネソタ・ティンバーウルブズの一戦は、アンソニー・エドワーズが40得点9リバウンド6アシストを記録し、122-115でティンバーウルブズが勝利。4連勝で20年ぶり2度目のウェスタン・カンファレンス・セミファイナル出場を決めた。サンズは、デビン・ブッカーがプレーオフキャリアハイとなる49得点と活躍を見せたが、1999年以来の屈辱的とも言えるスイープされてのプレーオフ敗退となった。

← NBA一覧へ戻る