Paycom Centerで行われた2024-25 NBAファイナル・第5戦、インディアナ・ペイサーズ（2-2）とオクラホマシティ・サンダー（2-2）との一戦は、ジェイレン・ウィリアムズがプレーオフにおけるキャリアハイとなる40得点、シェイ・ギルジャス＝アレクサンダーが31得点を記録し、120-109でサンダーがペイサーズに勝利。シリーズ3勝2敗として悲願のNBAチャンピオンまであと1勝に迫った。

ウィリアムズとギルジャス＝アレクサンダーの2人で1試合合計70得点以上を記録したのはこれが10回目となり、断然過去最多の記録となった。ウィリアムズはフィールドゴール24本中14本を成功させ、ギルジャス＝アレクサンダーは10アシストを記録している。

第2Q終盤に18点差をつけられたペイサーズだったが、いつものように粘り強く追い上げることに成功。タイリース・ハリバートンは、第1Qで悪化した足のトラブルにより、攻撃では基本的にデコイ（おとり）の役割を果たすことになった。パスカル・シアカムが残り9分19秒でフリースロー2本を決めたあとに4点差まで詰め寄り、さらに約1分後には3ポイントシュートを決めて95-93と追い上げたが、猛攻も虚しく、最後はサンダーの圧力に押し負ける形で敗れた。