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2026.07.26UP

レブロン・ジェームズが76ersを選んだ理由が判明 優勝への最短ルートを重視

レブロン・ジェームズがフィラデルフィア・76ersへの移籍を決断した最大の理由は、「2027年のNBA優勝に最も近いチーム」だと確信したことだった。自身のSNSでは「76ersを優勝できるチームにできると信じている。新たなファンとともに最後の旅を始められることに興奮している」とコメントし、現役最後の挑戦に懸ける思いを明かした。

優勝こそが「バスケットボールの幸せ」

代理人リッチ・ポールが以前、「レブロンは“バスケットボールの幸せ”を優先する」と語っていたが、その意味は最終的に「今すぐ優勝を狙える環境」だったことが明らかになった。レブロン自身も、「お金のためでも家族のためでもない。今の自分がプレーする理由は、努力し続け、競い合い、もう一度優勝する喜びを味わうためだ」と説明している。

古巣キャバリアーズも有力候補だった

古巣クリーブランド・キャバリアーズも最後まで有力な移籍先とみられていた。レブロンに加え、ドノバン・ミッチェル、ジェームズ・ハーデン、エバン・モブリー、ジャレット・アレンが並ぶ布陣は、76ersにも匹敵する戦力と評価されていた。しかし、キャバリアーズには不利な要素もあった。レブロンが「家族は判断材料ではなかった」と明言したことで、地元復帰のメリットが薄れたことに加え、76ersがジェイレン・ブラウンを獲得した一方で、クリーブランドは同様の大型補強を実現できなかった。さらに、ハーデン獲得時にダリアス・ガーランドを放出したことも影響したとされる。ガーランドはレブロンと長年親交があり、同じクラッチ・スポーツ所属でもあったため、その不在は小さくない要素だったという。

マキシーとの信頼関係も決め手に

76ers入りを後押しした最大の要因の一つが、タイリース・マキシーとの強い信頼関係だった。両者は同じクラッチ・スポーツ所属で、以前から良好な関係を築いており、新天地でチームをまとめる上で大きな安心材料になったとみられている。また、レブロンは移籍決断前にジョエル・エンビードら主力選手とも直接話し合い、チームの方向性を確認していたという。

マイアミも候補だったが戦力不足が影響

移籍先候補にはマイアミ・ヒートも残っていた。ヒートはヤニス・アデトクンボを獲得し、バム・アデバヨも擁する魅力的なチームだった。実際、リッチ・ポールは「一時はマイアミ行きが有力だと思っていた」と明かしている。しかし、ヤニス獲得の代償として若手有望株を複数放出し、さらにノーマン・パウエルもFAで退団。選手層が薄くなったことから、「今すぐ優勝できるチーム」というレブロンの条件には届かなかったとみられる。

ADやアービングとの再共演は実現せず

一部では、移籍先候補にアンソニー・デイビスやカイリー・アービングの獲得を求めていたとの報道もあったが、関係者によるとレブロン陣営は各球団から情報収集を行っていただけで、具体的な補強要求はしていなかったという。ウォリアーズがデイビスを獲得すれば状況は変わった可能性もあったが、ワシントン・ウィザーズやダラス・マーベリックスはいずれも両選手を放出する意思はなく、実現には至らなかった。

「最後の決断」と宣言

41歳となったレブロンは、今回の76ers移籍について「これが最後の決断」と明言した。ただし、2014年に「キャリアはクリーブランドで終える」と語りながら、その後も12シーズンで2度の移籍を経験した過去もある。それでも、今回ばかりは本当にキャリア最後のチームとなる可能性が高く、NBA史に残るレジェンドのラストチャプターがフィラデルフィアで始まろうとしている。

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