2021.05.07UP
初心者も経験者も思いっきりバスケを楽しもう!
How To Basket Ball 〜スリーポイント〜
バスケの得点には、2点と3点があることは周知の事実でしょう。2点は制限区域(ペイントエリア)の外側かつ3ポイントラインの内側での得点で、3ポイントラインの外側からシュートを決めると3点が加算されます。そしてこのスリーポイントシュートはNBA、Bリーグ問わずに改めて脚光を浴び、活躍するためには不可欠なスキルにもなっているのが昨今のバスケ! アマチュアであってもおさえておくべきスキルといえるのです!
2ポイントシュート、3ポイントシュートにかかわらず、バスケでシュートを決めるのに必要なのは、土台である下半身の力を上半身、腕、指先、そしてボールに伝えること!
これを実行するには、いわずもがなシュートフォームが重要です!
基本的な構えは、両足を開き、利き手にボールを守り、逆の手は添えるくらいの状態。やや屈んで力を溜め込み、ボールを持った利き手を高く上げ、ゴールに向かってリリース。この時、利き手側は脇を締め、ボールをリリース後のフォロースルーもゴールの方向を向く形が望ましいとされています。
日常的にコートで練習する機会がなくても、そして家にボールがなくても、リリースするまでをイメージして繰り返すことでシュートフォームの構築に繋がるので、ぜひ実践してみてください。
コートで練習する場合、フォームを意識するところから始めると良いでしょう。最初はリムの手前に立って、フォームを意識しながらボールをリリース。ボールがネットを通過したら少し離れて同じ動作を繰り返し、最終的に3ポイントラインより手前でシュートを打つ、というルーティンは、プロの選手もやっているメニューです。
この時、ゴール、ボード、リングに当たらずにネットを通過する「スウィッシュ」でシュートを決められたらシュートを打つ位置をゴールから遠ざける、というゲーム要素を入れてもOK。
現役NBA選手でトップシューターのひとり、ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンは、シュートまでの一連の動作を「水が地中から吹き出すようなイメージ」と表現しています。
史上ベストシューターとの呼び声が高いウォリアーズのステフィン・カリーの存在により、3ポイントシュートに対するイメージは大きく変わってきました。最近では、スラムダンクより、カリーのような3ポイントシュートに憧れる子供たちも多いとか!
「千里の道も一歩から」、「塵も積もれば山となる」ということわざがぴったりなシュートの習得には、ながらでできることも含めて地道な努力が欠かせませんね。
Text:Takayuki Kanno
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