Frost Bank Centerで行われたサンアントニオ・スパーズ（西地区15位）とデンバー・ナゲッツ（西地区1位）との一戦は、ビクター・ウェンバンヤマが34得点12リバウンドの大活躍を見せたほか、デボンテ・グラハムが残り0.9秒でフローターシュートを決めて、西地区最下位のスパーズが昨季王者にして西地区首位相手に23点差からの大逆転勝利を収めた。この結果により、ナゲッツは西地区単独首位の座から陥落し、ミネソタ・ティンバーウルブズが、オクラホマシティ・サンダーが2位、そしてナゲッツが3位で最終戦に臨むこととなった。また、FedExForumで行われたメンフィス・グリズリーズ（西地区13位）とロサンゼルス・レイカーズ（西地区10位）との一戦は、レブロン・ジェームズが37得点10リバウンド、アンソニー・デイビスが36得点14リバウンドを記録し、レイカーズが123-120で粘るグリズリーズを振り切って勝利した。この試合もスターターとして出場した八村塁は、3ポイントシュート3本中2本成功を含む14得点5リバウンド1アシスト1スティールを記録し勝利に貢献した。最後までレイカーズを苦しめたグリズリーズは、GG・ジャクソンが31得点、スコッティ・ピッペン・ジュニア、ジェイク・ララビアが28得点、ジョーダン・グッドウィンが23得点16リバウンドを記録している。